おはようございます。 本日は天気が良すぎますよね~。真夏日!
今日から冷房をいれなきゃな、とお考えの方もいらしゃるのではないでしょうか?
冷房は嬉しいけど、お肌の乾燥が・・・
室内は涼しいけど外は暑い。
家に帰ると、いつもより疲れている。。。。そんなことありませんか?
それは寒暖差疲労と言われるものなんです。
寒暖差疲労とは
身体が大きな気温差に対応しようとるすことで、エネルギーを消耗して疲労が蓄積した状態を指す、気象病の一種。
日ごとの寒暖差が激しい時季や、冷暖房の効いた屋内と屋外の気温差が大きい時季に現れやすい。
主な症状は身体の冷えや肩こり、食欲不振、めまい、だるさ、頭痛などだが、悪化すると慢性的な冷え性や自律神経失調症に繋がる恐れもある。
というものです。
「寒暖差疲労」の症状
◎自律神経バランスの乱れ
◎血行不良 肩こり
◎免疫低下 倦怠感・体調不良・風邪
◎食欲不振 (B1、ミネラル類などの不足)
◎内臓・身体の冷え(冷たいものの飲食による)
◎睡眠不足(疲労の蓄積)
◎エイジングサイン(しわ・たるみ・ほうれい線)
◎バリア機能低下(肌荒れ・乾燥)
◎角層の重層化(くすみ・毛穴の目立ち)
寒暖差疲労を感じるメカニズム
気温差ストレス⇒対応するために過剰にエネルギーを消費⇒めぐりが悪くなる。
このような流れで、冷えが深刻化したりお肌や体の様々な不調が出てきてしまいます。
お肌・身体の不調の要因
①気温差
寒暖差疲労が起きやすくなる気温差は「5℃以上」だと言われています。
◎三寒四温
◎室内と屋外の気温差
◎室内でも、浴室と室内の気温差
この気温差に、ヒトの体が対応不可能になるので、自律神経が乱れ血液循環が滞りことで、疲労の蓄積や肌悩みが引き起こされるのです。
要因②自律神経バランスの乱れ
寒暖差が激しいと自律神経が乱れて血液循環が悪くなります。
そして活性酸素が増え、疲労物質の蓄積により体調が崩れてしまいます。
要因③毛細血管の減少(ゴースト血管)
UV-Aは毛細血管を減少させることがわかってます。
それにより身体・皮ふのすみずみに体温や栄養素がいきわたりにくくなり、老廃物の代謝も悪くなってしまいます。
⇒参考 皮膚老化において重要な役割を担う血管・リンパ管(資生堂リサーチセンター)
要因④肌のお疲れを加速する紫外線の影響
UVーAの影響
◎糖化・カルボニル化
◎コラーゲン・エラスチンダメージ
◎繊維芽細胞にもダメージ
◎活性酸素を発生
UV-Bの影響
◎短時間でサンバーン(炎症)
◎サンタン(皮ふの黒化)
◎DNA・細胞の損傷
◎免疫細胞へダメージ
◎活性酸素を発生
赤外線の影響
◎メラノサイトの異常活性(しみ)
◎しわ酵素「ゼロチナーゼ」の増加(しわ)
◎コラーゲン分解酵素の増加(しわ・たるみ)
◎コラーゲンの産生低下(しわ・たるみ)
今日からできる「寒暖差疲労対策」
◎お肌をしっかりと潤わせる
◎お肌をしっかりと紫外線から守る
◎リラックスタイムをつくる
◎血液循環を良くする
これがご自分でできる対策かと思います。
毎日を快適に過ごしましょう!
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